最近7歳の息子にお食事マナーとはなんぞやということを諭しています。
というのも、先日落ち着きのない息子はついつい楽しくなってお食事中にふざけて立ち歩き、注意を受けても聞かなかったために大人に首根っこをつかまれて、息の根が一瞬止まったということがあったのです。
お食事マナーが悪いことで、身の危険にも繋がるとは・・・身を守るためにもお食事マナーを心得ることは必須事項であることを今更ながら実感し、まずは、ごちそうさまをするまでは立ち歩かないことを約束しました。3歳から身につけている子もいるというのに、息子はなかなかそれが出来ません。しかしながら今回は身の危険を肌で感じた体験があるので、「食べ終わるまで歩かない!危ない目に合うよ!」と言うと「そうだった!」と思い出し、元に戻ることが出来るようになりました。
2週間後には興味のあることが出てきても、「食事中だから我慢した!」と自分で抑制できるようになりました。子供の適応性には感心させられるばかりです。
さて、さすがに大人になってご飯中に立ち歩く人はいないと思いますが、介護でいうところの食事マナー(食事介助)は介護人の人柄が顕著に現れる部分だと常々感じます。食事介助?ただスプーンに食べ物乗っけて口に運べばいいんでしょ?当たり前に出来ますよ!というなかれ。
てんこ盛りにスプーンに乗っけた食べ物、もうすでに何の味かわからないほどぐちゃぐちゃに混ぜられた食べ物などを乱暴に口に突っ込まれ、口角から漏れ出たものをスプーンでなぞってふき取られたりしているのを見ると「その行為自分が食べるときには絶対やらないよね?」と声を掛けたくなります。
失恋したら食事も喉を通らない、ストレスが溜まるとやけ食いしたくなる、美味しいものを食べると明日も頑張れる気がする!など、食事と気持ちはかなり直結したところにあるものだと思うのですが、介護でのお食事介助となると栄養をとれればそれでいいという意識が強すぎる気がするのです。
ご病気で思うように好きなものを食べられないということもあるとは思いますが、身体の基礎となる食事を少しでも気持ちよく明日に繋がる活力として召し上がっていただけるように、さりげない配慮や所作のきれいなお食事介助を、一人でも多くのヘルパーさんに心得てほしいものだなと切に願います。
そんなちょっとした心配りが、生活の彩りに影響を与えるのではないでしょうか。
