神様からの贈り物
私の主人は群馬県桐生市の出身で3人弟妹の長男です。
弟妹はそれぞれ家庭を持ち群馬県で生活しているのですが、そんな遠く離れた群馬から、4歳になったこうちゃんに
『世界でたった一つの誕生日プレゼント』
が届きました。
「プレゼントご期待あれ!愛がた~くさん詰まってるよ」とのメールに続き届いたプレゼントは、私の想像をはるかに超える、というより私の発想力では思いつかない一品でした。(*^_^*)
そのプレゼントとはたくさんの『絵本』、そして声が出ずこうちゃんに絵本を読んであげることができない私に代わって、みんなが絵本を朗読してくれている『CD』でした。
主人の弟、お嫁さん、2年生の甥っ子、そして主人の妹、旦那さん、4歳の姪っ子、それぞれみんなの個性がつまった、本当に愛情たっぷりの贈り物でした。
同封された手紙には『大阪だけじゃない。遠く群馬にこうちゃんのことを大切に思っている人がたくさんいる』と書かれていました。
こうちゃんはさておき、私自身があまりの感動で涙が止まりませんでした。
ヘンな表現ですが、そうしてみんなの声を聴いている内に、なんだか病気が半分治ったような気になり、みんなで笑いながら楽しく食事をしている映像が頭に浮かんできました!
数年後には、この映像がデジャヴになるような気がしています。
こうちゃんに届いた誕生日プレゼントは、同時に私への神様からの贈り物でもありました。
こんなに心のこもったプレゼントを考えてくれて、それをみんなが快諾してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
CDから流れるノリノリの声、優しい声、元気な声、きれいな英語の発音、穏やかな声、かわいい声、全部の声が神様に届き、私たち家族に『奇跡』を運んでくれる・・・、その日まで笑って過ごせるような気分になれました。
結婚して9年、主人の家族にもあたたかく支えられ、大切に思ってもらえていることに幸せを感じる今日この頃です。
同級生
先日、高校からの親友の家に家族3人で遊びに行ってきました。
その親友はいまや二児のママで、こうちゃんより1つ上の女の子と1つ下の男の子がいます。
彼女には新聞よりも前に病気のことは伝えていました。
お互い「会いたいね!」と話しながらも、子どもの怪我や病気、また私が百日咳にかかったりでタイミングがあわず、会えないままになっていました。
でも本当のところ、私の中には「すぐにでも会いたいけど、いまの自分の姿をさらけ出す勇気がない」という気持ちがありました。
今回も会う約束をしながら不安に思っていた私に、彼女からメールが届きました・・・。
「体調どう?」から始まるメールには、私たちが遊びに行ったら何をしようか旦那さんと相談している、と書かれていました。
思えば新聞を発行してすぐに連絡をくれ、旦那さんからの
「○○の旦那です。新聞楽しみに読んでるで~ぼちぼちやっていってや!」
とのメールまで転送してくれた彼女。
彼女のメールにはいつもほんわかしたぬくもりがあり、いまの私と向き合おうとしてくれている姿勢を感じることができました。
そしてその優しさは「私自身が自分とうまく向き合えていなかったこと」に気づかせてくれました。
彼女の家を訪れたとき、久しぶりに顔を見ただけで自然と涙が溢れてきました。
学生のとき一緒に行った旅行やキャンプ、
髪の毛をお団子にして一緒に頑張ったホテルでの配膳のアルバイト、
お互い結婚して親になったこと、
そうした沢山の思い出を積み重ね、いまもなお大切な関係でいられることの嬉しさ、そして言葉では表現できない様々な感情が私の身体を突き抜けました。
そしてそれは同時に「私は、いまここで生きている!」
ということをまざまざと実感させてくれました。
その驚きと喜びが涙になって溢れてきたように思います。
もしかしたら高校時代が20年以上前であることの衝撃の涙かもしれませんが・・・
/(◎_◎)\ アラフォー!!
彼女の家では特に病気のことを話すわけでもなく、子どもたちがキャッキャと笑う声を聴きながら、本当に穏やかな時間を過ごすことができました。
その穏やか時間が、私が大阪に帰ってきた意味『17年前と同じようにみんなにパワーを分けてもらって健康な身体を取り戻そう!』という気持ちを思い出させてくれました。
そして、その決心に今一つ踏み込めない自分の背中を、彼女とその家族が優しく押してくれました。
新たな一歩を踏み出す「大きなキッカケ」を与えてもらえたことに本当に感謝しています。
~旦那後期~
大阪生活が長いこうちゃんは、いまや完全にネイティブ関西弁です。
先に行くよと言えば「パパ待ちなはれ」、
あのケーキ美味しそうだねと言うと「それは食べてみな分かれへんわ」、
一緒にお風呂入ろうかと言えば「いや~今日はええわ」、
妻が私のタバコを注意すると「まぁまぁ、別にええやんか」
でも「パパもママも大好きよ」というセリフの時だけは、
なぜか関西弁ではなくオネェ言葉になるのでした。
(*^_^*)オヤバカダケドカワイイ