日常の介護についての事柄や悩みや質問をしたくてもなかなかできない……。
そんな声に私たちの経験が少しでもお役に立てたらと思い、YouTubeラジオチャンネルを開設しました。
障害者の自薦ヘルパー(*)として20 数年も介護職に携わってきたラジオネーム『ライラライ』さんは最近、他の事業所にも登録をして、他の障害者への訪問ヘルパーも始めました。これまで自薦ヘルパーとして、その障害者の方の望みを適えるため、その方が言うことであれば、自分が出来る範囲ですべてを適えるようにしてきた『ライラライ』さん。ところが、その他の事業所に登録したことで、今まで自身が行ってきたケアの常識の多くが間違っていると気づかされたと語ります。そのため、現在でも自薦と事業所登録のヘルパーとして日々障害者にかかわりながら、モヤモヤとした気持ちでケアをしているそうです。
自薦ヘルパーと事業所とでは、訪問ヘルパーの仕組みや役割も異なるため、同じような気持ちになった経験はありませんが、少なくともご自身のケアの常識が“間違っている”わけではないと思います。今回はあくまで事業所の立場から、『ライラライ』さんが抱いているモヤモヤの理由を考えてみました。
*障害者の自薦ヘルパーとは、利用者が自分で介護をしてくれる人を探して登録し、その人を自分の専属のヘルパーとして派遣してもらうことです。自薦ヘルパーは「パーソナルアシスタント(PA)」とも呼ばれます。自薦ヘルパーを利用するには、利用者が自分で募集や面接、採用を行います。そして、登録先の事業所に頼んでヘルパーを派遣してもらう仕組みです。
全国ホームヘルパー広域自薦登録協会 略称:全国広域協会
http://www.kaigoseido.net/ko_iki/
【パーソナリティー】
齋藤智恵子 齋藤信弥 中野朋恵
番組では皆さんからのお悩みやご相談やリクエストなどをDMにてお待ちしております♪
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