こんにちは、T.Kimotoです。
最近”No Pain, no gain”という言葉を気に入っています。
和訳すると”痛みなくして得るものなし”となるそうです。
ボディビルの世界でよく使われる言葉だそうですが、Youtubeで筋肉系のチャンネルを見ていた時に、たまたまその言葉が目に入り、自分なりにその言葉を解釈して良い言葉だなと思いました。
筋トレというのは、自らの筋肉に苦痛を与え筋繊維を破壊し、より強い筋肉を作っていく行為なので、まさにNo Pain, no gain、ぴったりの言葉だと思います。
しかし私は別に筋肉を作る事に情熱をかけているわけではありません。
ではどうしてお気に入りの言葉になったかと言うと、”痛み無くして得るものなし”というのは、日常生活にいくらでも転がっている苦痛や痛みに対して、前向きに変換する事ができる、とてもポジティブな言葉のように思えたからです。
例えば、
「あの苦しみがあったからこそ、これは何ものにも変え難い喜びだ」
「大変だったけど努力を続けてスキルを得る事ができた」
「辛いリハビリを乗り越え、また以前と同じように歩けるようになった」
はたまた、こんなのもあると思います。
「あの時辛い経験があったからこそ、目の前の人の悩みに共感する事ができ、その人の力になる事が出来た。」
「私と同じ苦しみを感じているこの人の気持ちはとてもわかる。この人も私と同じように、きっと私の気持ちをわかってくれるはずだ」
この痛みが後々は、他の誰かを助ける為の力になるかもしれない、って考えると、痛みは100パーセント悪、というわけでも無さそうですよね?
人の役に立つ事が出来て喜びを感じられるのは、人間の本能なのだそう。
最近”No Pain, no gain”という言葉が気に入っている、というお話でした。
2021.12.20 T.kimoto