先日、ホートンの仲間からとても興味深い話が聞けました。
それは、食事中に仲間が持ってきたトマトがテーブルに置いてあり、私には美味しそうに見えてとても輝いていた感じがしたのです。
すると仲間が私に「このトマト美味しいよ!」
「このトマトを店先で見つけた時に「食べて、食べて」とトマトに言われたの。だからそのトマトを見て「あなたに会えてよかった!わたしはあなたを選ぶよ!」。トマトは「ありがとう。あなたに選んでもらえて嬉しい。」
トマトとそんなやり取りが感じられたと言ったのです。
この話を聞いて感動しました。
私はトマトが輝いているように感じた理由がわかった気がしました。
自分が選んだものから「ありがとう」と返ってきたのです。
そしていただだくと
そのトマトにお礼を言いたくなるほど本当に美味しかったのです。
それは双方向のコミュニケーションですよね。
普段、私達はどのようにものを選んでいるでしょうか?
私は一方的にものから何かを得たいと思って選んでいると思いました。
仲間に感じたのはトマトに向けて自分の中にある気持ちを与えているということです。
今、目の前にあるものに
「わたしはあなたを選んだ!」と語りかけてみたら、感覚が変わる気がしませんか?
私は一緒にいるという感覚になり、なんだかとても大きな豊かさを感じました。
2021.12.27 M.Watanabe