我が家の写真を整理していたらこんな写真が出てきました。
見た瞬間「お?、綺麗な側臥位じゃん」っと思ったので晒してみました。やたら背筋が伸びているのが少し個性的だなと思いますが、息子にとってはこれが理想的な側臥位なのでしょう。
どうでもいい話ですが、2021年9月頃の写真なので4歳半ぐらいです。腰の辺りに見える物はオムツで、まだたまにおねしょをする事があったのでつけて寝ていました。
さて、側臥位のことについて調べてみると、安楽な姿勢についてはあまり詳しく説明されていない事が多いです。また、説明されていても「身体をくの字にして」とか「クッションをうまく使って」とかなので、文字やイラストだけで理解するには中々苦しいものがあるのではないでしょうか?
これは、実際に誰かに自分の体を側臥位にしてもらって、身をもって体験してみるというのが一番です。
重度訪問介護では、側臥位で安楽な姿勢を作れない人が意外と多かったりします。
それは恐らく、重度訪問介護を利用される方は身体の各部位の可動域、骨の強さなどが人それぞれで大きく異なっていたり、人工呼吸器を使用されている場合には回路をどのように通せば辛くないのかなど、色んな事を理解していなければならないからだと思います。
要するに通常の側臥位の応用になるわけなので、基本的な安楽姿勢を先ず理解していないと、出来るわけがないんですよね。
重度訪問介護は、しっかりと教わる事が大切だと強く思います。
教える側はしっかりとわかりやすく伝える事が大切だと思います。
重度訪問介護をこれからやりたいと思っている方は、必ず研修をしっかり行ってくれる事業所を選んでくださいね。
2022.7.11 T.Kimoto