皆さんこんにちは。暑い日が続きますが元気にお過ごしですか?
今日は私が海外で短期語学留学をしたときに感じた「態度」について書かせていただきたいと思います。その時の私の英語レベルは中学生レベルほどのもので、簡単な会話しかできませんでした。そんな中、家の中でも通学中でも学校内でも生活全てを英語で過ごさなければならないのは結構大変。説明したいけど上手く伝えられない。言い返したいけど言葉が出ない。色々悔しい思いもしました。そんな中で感じたあることがあります。それは言葉使いと態度についてです。日本語では敬語や丁寧語がありますよね。英語では丁寧な表現というのはあると思うのですが、日本語のように語尾が変わるということはないと思います。そんな中、丁寧な表現をしらない私は、どうやってこの中学生英語で丁寧に表現したら良いだろうと考えることがありました。言葉が使えないなら体で表現するしかない。態度です。笑顔で答えたり、表情や手振り身振りで受け答えするようになりました。これは他の人から受ける態度でも感じました。ある日、海外保険のことで事務の方に話しかけたことがあります。その日は担当の方がお休みで、別の担当者が対応してくれました。その彼女の対応に違和感を感じたのです。彼女の言葉は確かに丁寧な表現に聞こえたのですが、表情は疲れきって口角は下がり、その表情から受け取られる情報は「忙しいから対応したくない」といったものでした。私は言葉があまり使えない外国で、日本だったら言葉を中心に情報を受け取るところを、表情や態度から多くの情報を得るようになりました。外国に来て、改めて態度の重要さを感じました。
日本でも、言ってることと態度が違うということがあります。いくら敬語を使ってても丁寧な言葉を使っていても、態度が悪ければおしまいです。緊張していたりすると、気持ちが素直に表に出なかったり、逆に忙しくて気が回らないときは、その気持ちがそのまま態度に出てしまうときがあります。態度が原因で関係性が悪くなることってありますよね。言葉と同様に、ちょっとした態度で人を傷つけることもあれば、楽しい気持ちにさせることもあります。これは介護の現場にもつながるなと思いました。
今、自分がどういう風に見えてるのかなということにふと目を向けて、柔軟にコミュニケーションをとっていけるようにしたい、そんなことを考える今日この頃です。
K.