新年明けましておめでとうございます。今年に入って初の日記です。
新年早々嬉しい出来事があった。
私がケアをさせていただいているK君についてである。
Kくんは私がこの仕事を始めた時からずっと胃ろうを使って栄養を取っていて、口から食べ物を食べている様子は見たことが無かった。以前Kくんのお母様が、スプーンで食べ物を口まで運んでも嫌がってしまい食べることができなかった姿が目に焼きついていた。なんとなく私も、Kくんが口から食べれるようになる日はまだ来ないと勝手に思い込んでいた。
でも、訪問を続けていくうちに知ったことがあった。それは学校で給食を食べれているということ。そのうち家でも食べている姿を「見れないかな~」と願っていた矢先のことだった。
なんと、新年初の訪問で、Kくんはお母様の介助で食べ物を食べていた。私も嬉しい気持ちになったし、とても良い場面に立ち合わせていただけたと感じた。
Kくんと出会い、日々成長していく様子を見ていると、支援する側の私がKくんの頑張りに支えられている。そして利用者の可能性を信じることが大切だと学ぶことができた。
Kくん、お互い一歩ずつ前に進んでいこうね!
今年もどうぞよろしくお願い致します。