最近コンビニでも自動精算機が導入され、レジに品物を持っていって、お支払いは店員さんへ渡すのではなく精算機に入れるという形が多くなってきているかと思います。
先日時間に追われていて、かなり急いでその精算機にお札を雑に入れた為に、お札が曲がって機械が止まりそうになり、思わず「あっ、ヤバいヤバい!」と声をあげてしまいましたところ、レジ対応してくれていた年配の方が「あら、ヤバい?」と半笑いの口調で覗き込んでくれました。
こうしたらいいよと優しく教えてくれて、ヤバい事態は免れたのですが、この「ヤバい」という言葉はなんだかユーモアのある響きだなあと感じました。
気になって調べたところ、牢屋や看守を意味する「厄場(やば)」という言葉があり、そのようなものと関わりになりそうな危険な状況を示す言葉として「ヤバい」が江戸時代頃から泥棒などの間で使われたのが始まりという説があるようです。
泥棒でもないのに、ヤバいという言葉を使っているからなんだか可笑しくなるのか?
時代も変わり、今は「すごくいい」「魅力的」という肯定的な使われ方で「うわっ!可愛い!ヤバい!」などとも使われますね。
なんと奥の深い自由な言葉なのだろうかと感心しました。
皆さんも心の中で「ヤバい」と呟いてみてください。
なんだかくすぐられたような可笑しさを覚えるのは私だけなのでしょうか?
2021.10.18 C.Saito