日常の介護についての事柄や悩みや質問をしたくてもなかなかできない……。
そんな声に私たちの経験が少しでもお役に立てたらと思い、YouTubeラジオチャンネルを開設しました。
今回はラジオネーム「モンモン」さんからの「利用者さんによって仕事のキツさが違う!」投稿です。
「利用者さんの生活をサポートする仕事ですが、人の価値観により、随分落差のある仕事だなと思う時があります」 そう語るのが、重度訪問介護に携わって10年になる今回の相談者さんです。利用者さんもひとりの人間ですから、その生活や性格はそれぞれ異なります。例えば、ヘルパーに多くを要求するタイプの人は、決まった時間内にやれることを強引にでも詰め込もうとする。反対に、時間内でやり終えることだけしか要望しないタイプの人もいる。そもそも、利用者さんからの要望をヘルパーがどれだけ受けられるかといった指標があってしかるべきです。しかし、相談者さんが指摘したように、重度訪問の場合、その幅が広すぎて、現場のヘルパーが困惑してしまう場面が多いのです。一方、この指標はヘルパーの経験や労力の差によっても変わってきます。例えば、慣れたヘルパーなら時間内にこなせる仕事量であっても、新人さんには対応できないケースもあります。そうなると、利用者さんもできない人にやってもらうより、できる人により多くのことをやってもらおう、となるのも分かります。とはいえ、実際のケアに支障が出るほど深刻な状況であれば、それは問題です。利用者さんと事業所とで話し合いの場を持つなど、早急な対応が必要です。
【パーソナリティー】
齋藤智恵子 齋藤信弥 中野朋恵
番組では皆さんからのお悩みやご相談やリクエストなどをDMにてお待ちしております♪
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