日常の介護についての事柄や悩みや質問をしたくてもなかなかできない……。
そんな声に私たちの経験が少しでもお役に立てたらと思い、YouTubeラジオチャンネルを開設しました。
知的障がいのあるお子さんをもつ『ホール』さんからの投稿です。お子さんはこの春から公立小学校の特別支援学級に通っています。新しい環境へ馴染んでいけるのか心配でしたが、入学から一ヶ月が過ぎ、すでに仲の良いお友達もできて、毎日楽しく過ごしているご様子です。良かったですね。さて、そんな『ホール』さんには、最近ちょっと気になっていることが。それは、お子さんの登校の付き添いから自宅へ帰る途中の公園で、小学4年生くらいの男の子がひとり寂しくブランコに揺られている様子をかなりの頻度で見かけるそうで。あるとき心配になって声を掛けると、一瞬目が合った途端、その子は走り去って行ってしまいました。そのときの眼差しは、どこか他人を寄せ付けない鋭いものだったそうです。その男の子を見かけるたびに、声を掛けようか迷ったそうですが、今はそっと見守ることにしたそうです。
たしかに昔と違って、知らないお子さんに気軽に声を掛けづらくなりました。それに最近では、他人とは面倒なかかわりを持ちたくないためか、目の前で起こっていることに無関心な人も増えてきています。『ホール』さんのような勇気がなく、同じような子どもを見かけても声を掛けられなかった経験がホートンのスタッフにもあります。
できるだけ他人事として片づけず、知らない子どものことも気にかけて、見守っていくことはとても大事。そんな一人ひとりの気づきとなるような貴重な投稿に感謝しています。
【パーソナリティー】
齋藤智恵子 齋藤信弥 中野朋恵
番組では皆さんからのお悩みやご相談やリクエストなどをDMにてお待ちしております♪
https://www.horton-care.jp/letter/