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いつかケアをする側からされる側になるかもしれない自分へ【ラジオ】聞いてよ!ホートン

日常の介護についての事柄や悩みや質問をしたくてもなかなかできない……。
そんな声に私たちの経験が少しでもお役に立てたらと思い、YouTubeラジオチャンネルを開設しました。

投稿者の『みろん』さんは、今年の3月からグループホームに勤務されている女性の新人介護スタッフです。同じ職場には仲の良い女性のベテランスタッフさんがいます。その方は見た目が若々しいため、年齢は60代半ばくらいの方だとずっと思っていたのですが、実はそのひと回り以上だったと分かってびっくり。しかし『みろん』さんにとって一番の衝撃は、その方が施設の利用者さんの年齢をほとんど変わらない、という事実でした。
利用者さんはすべて認知症の女性で、最高齢97歳、ほとんどが80代後半ですが、一番お若い方は79歳です。果たして、その先輩スタッフさんは自身と年の近い認知症の高齢者の方をどんな思いでケアされているのか? 『みろん』さんはちょっと複雑な思いに駆られたそうです。しかし、当のご本人は「今からそんなこと考えてどうするのよ」とあくまで明るく前向き。それに引き換え、現在51歳の『みろん』さんは、これからさらに年を重ね、いつかケアをする側からされる側になるかもしれないことへの覚悟ができていない自分が情けなくなり、そもそもこんなことを考える私はこの仕事に向いていないのか? と自信を失くしそうに。
50代といえば、そろそろ年齢のことを考える時期ですものね。体力的な低下は否めません。同年代である私たちも、この先いつまで現場に立てるのかと考えることはあります。だから『みろん』さん、自分が情けないなんて思わないでください。ただ、体と気持ちの年齢は違うと思います。気持ちが若ければ、その先輩のように活き活きと仕事を続けられるでしょう。それに介護では、ケアをする側・される側とあまり分けて考えず、むしろお互いに与え・与えられる関係であることを忘れないでいてください。

【パーソナリティー】
齋藤智恵子 齋藤信弥 中野朋恵

番組では皆さんからのお悩みやご相談やリクエストなどをDMにてお待ちしております♪

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公開日 : 2024-7-6 ネットラジオ

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