こうちゃんの成長
4月に保育所に入所したこうちゃんですが、早くも1年が過ぎようとしています。
入所時は16㎏だった体重は18㎏に、身長は6㎝も伸びて108㎝になりました。
こうちゃんの保育所では下のクラスからあがってくるお友だちがほとんどで、3歳児のぱんだ組へ新しく入所してきたのはこうちゃんもいれて2人だけでした。
入所当初は、周りがすでに慣れ親しんだお友だちグループだったことに加え、みんなのようにお箸が上手に使えないことがイヤで、夜になると
「明日お休みしたい・・・」
「おはしでけへんもん・・・」
「お友だちおらんもん・・・」
と、涙ながらに語るこうちゃんと一緒によく泣いたものでした。(> _< )
それがいつの頃からか
「早く明日になれへんかなぁ」とつぶやくようになり、お箸も上手に使いこなし、お友だちの話もたくさん聞かせてくれるようになって、親としては嬉しい限りです。
先日、保育所で作成した1年分の作品を持って帰ってきたので、最初から順番に見ていると、だんだん色のぬり方がうまくなってきたり、人の顔がどんどん人らしくなってきたりと、作品のひとつひとつから成長を感じることができました。
私から見たら何かわからない絵も、こうちゃんが「これは○○」「これは○○」と全部説明してくれるので、雰囲気をつかむことができます。
また作品を作っているときに、こんなことやあんなことがあったなどのエピソードも教えてくれ、大人からしたら些細な出来事をはっきりと覚えていることに驚かされます。
保育所での出来事を楽しそうに話してくれるこうちゃんの姿を見ていると
「4歳のアンテナをピンッと張り、感じたことの全てをママに伝えてくれているんだな!」
と嬉しくなります。
私も39歳のアンテナを張ってこうちゃんからの電波を精一杯受信していきたいと思います。
ちなみに我が家では、こうちゃんの作った作品はデジカメで撮影して保存するようにしています。
「思い出の品」の処分に踏み切れず困っている方にはオススメですよ(*^^)v
パワフル
なんと本誌「りえこ新聞」が地元・大阪市住之江区のコミュニティー情報誌(フリーペーパー)『パワフル』で紹介されました。
きっかけを作ってくれたのは1人の美容師さんでした。
実家から歩いて1分のところに美容室があり、こうちゃんがお腹にいたときや産後の実家滞在中、何度かそこで髪を切ってもらったことがありました。
病気で大阪に戻ってからもその美容室を利用しており、最初は自分で歩いて行っていたのですが、やがて杖をつくようになり、そして今では車イスで行くようになりました。
でも、その美容室では担当していただいてる美容師さんやスタッフの方の何気ない気遣いがとても心地よいのです。
例えばシャンプーのたびに席を移動しなくてもいいように、最初から最後までシャンプー台の椅子に座らせてくれたり、片手で雑誌が読みやすいように膝にクッションを置いてくれたりなど、こちらからお願いするわけではないのにそこまで気づいてくれるなんて凄い!と逆に感心してしまいます。
その担当美容師さんが研修で山梨に行くことになったとき、1枚のはがきを送ってくれました。
そこには「ご夫婦を見て、いつも幸せなパワーをもらっていました。愛情・思いやり・力強さ・・・そんな気持ちでいっぱいのお2人です。」と書いてくれていました。
パワーをもらうだけではなく、与えることもできていたことがとても嬉しく、そのはがきに書かれた山梨の住所へ「りえこ新聞」を送るようになりました。
2月末、山梨から大阪のお店へ戻った彼女に久しぶりに髪を切ってもらい、お店で「りえこ新聞」の13号を手渡したのですが、それを見た店長さんがとても感動してくれたようで今回のフリーペーパー掲載の運びとなりました。
『パワフル』完成後、彼女からこんなメールをもらいました。
「いつも素敵な話を聞かせてもらって、心が温かくなります。パワフルの記事を読んで沢山の人が同じような気持ちになるだろうと思っています。」
ほぼ自己満足のような「りえこ新聞」ですが、こんな風に言ってもらえて本当に嬉しかったです。
今回のことをきっかけに「私にしかできないことがある!」ということを再認識することができました。
また同時に、私が毎月新聞を発行できるのは、周りでサポートしてくれている主人やこうちゃん、母や姉、そして私たち家族を応援して下さる全ての人のおかげだと改めて感謝することができました。
なんだか今回の出来事は、『日常』に流されて『感謝の気持ち』を忘れることのないように、という神様からのメッセージだったのかもしれないという気がしています。
あらためて、
みなさん本当にありがとうございます!
これからもよろしくお願いしますね!
~旦那後期~
先日こうちゃんと話しているとき、こうちゃんがふざけて他愛のない嘘をつきました。
叱るようなレベルではないので、何気なく「こうちゃん、嘘ついたらあかんなぁ」と言うと、
「パパ、嘘も子供の遊びの1つやで」と逆にたしなめられてしまいました…
4歳児の返す刀の斬れ味に爆笑しつつも「こやつできる…」と感心することしきり。
大阪で暮らすということの意味をあらためて実感させられた次第です。